仕事も恋も生き生きと!

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仕事も恋も生き生きと!>「けなし」のテクニック

人をけなすことはあまりいいことではありません。
しかし、場合によっては、思わず口に出てしまう
ことがある。
批難的なことを言わなければならないこともあります。
誰に対しても耳触りのよいことしか言えないようでは、
「人を見る目がない」
「ただ他人を喜ばせるのがうまい人」
といった評価を受けることにもなりかねません。
時には他人をけなすことも避けられないのです。

ただし、けなし方は難しいです。
ただ単に相手の欠点を指摘すればそれでいい、
という訳ではありません。
そこには、けなす側の人間性も出てくるのです。
「毒舌家」と言われる類の芸人がいます。
他の芸能人のことを取り上げ、その欠点や奇異なところを
取り上げて笑いにする芸人が増えています。
しかし、どんなに失礼で痛烈なことを言って笑いのネタ
にしても、その取り上げられた本人からクレームが
きたという話はほとんど聞きません。なぜなのか。
それは、芸人のほうが相手を良く観察し、徹底的に
知りぬいたうえで、上手に笑いにしているからです。
決して嘘では無く、当人も周囲も認めている真実を
うまく笑いにしているのです。

しかも、それを欠点としてストレートに言うのではなく、
笑いとしてうまく消化しているわけだから、
責めようにも責める余地がないのです。
言われたほうもいわゆる「おいしい」と
つい思ってしまいます。
上手な「けなし」とは、
笑いに包んでうまく指摘することです。

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